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ニュース・お知らせ
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佐川急便、ココネット(西濃運輸グループ)とオープン型宅配ボックス「ERYBOX」が連携を開始

2019年03月18日

ERY JAPAN LLC.(サイブリッジグループ/東京都港区)のオープン型宅配ボックス「ERYBOX」の実証実験において、佐川急便株式会社(SGホールディングス)、ココネット株式会社(セイノーホールディングス)との連携が決定いたしました。

ERYBOX



実証実験概要

◎ERYBOXで、気軽に荷物受け取り

佐川急便・ココネットが扱う荷物を、ユーザーの指定したERYBOXにお届けします。一部ECサイト※1で購入した商品も、ERYBOXでの受け取りが可能となります。※1 実証実験に参画しているECサイトのみ対応しています

◎佐川急便の不在票又は、不在通知メールからERYBOXを再配達先に指定

佐川急便での再配達受取場所として、Web経由の再配達依頼にて、ERYBOXを指定することができるようになります。
https://erybox.com/

ERYBOX



◎メールやSMSで「荷物到着」をお知らせ

荷物がERYBOXに配達されると、ユーザーへメールやSMSが送信されます。
ERYBOXの鍵は、ユーザーに発行されたQRコードや暗証番号で、手軽に開錠が可能。受け取り忘れが無く、かつ手早く荷物を受け取れるフローです。

都内5拠点にERYBOXを設置予定

杉並区・足立区・中野区等、都内5拠点への設置が決まっております。稼働開始は来春の予定です。また佐川急便・ココネットに限らない、幅広い物流事業者やEC事業者等との協同も推し進めており、順次発表していく予定です。


過去発表した実証実験、及び提携企業情報は、過去のプレスリリースをご覧ください。
参考)
ERY JAPAN、東日本電信電話(株)、(株)エヌ・ティ・ティ・ル・パルクの協力のもと オープン型宅配ボックス「ERYBOX」を東京23区内に設置
https://www.value-press.com/pressrelease/212681


オープン型宅配ボックスとは

企業・個人を問わず拡大しているネット販売市場において、昨今、「宅配ドライバーの再配達問題」や「個人情報の保護の課題」が取沙汰されています。そのような課題を解決するのが、オープン型宅配ボックスです。

オープン型宅配ボックスとは



オープン型宅配ボックスは誰でも配達先に指定し、受け取ることができる宅配ボックスです。大型マンションなどに設置されている住居用の宅配ボックスは、居住者しか荷物を受け取ることができません。オープン型宅配ボックスは集合住宅付近はもちろん、主要な駅や店舗・施設など、誰でもアクセスしやすい場所に設置されます。


受取人が不在の際の配達先としてのご利用はもちろん、受取人の住所が特定されないというメリットを持ちます。「再配達」や「個人情報保護」といった配達事業が抱える課題を解決していくうえで、重要な選択肢になり得るポテンシャルを備えています。

ERYBOXが叶えること

◎再配達の削減、効率化

初回配達・または再配達をERYBOXへの荷物配達とすることで、現在社会的に課題となっている再配達問題の解決を図ります。

国土交通省の調査では、2018年4月時点での「都市部(東京23区で人口密度が高く単身世帯の占める割合が高い区)」の再配達率は16.4%と、他地域よりも高い傾向があります。単身世帯は通常、不在となる時間が多いため、物理的に「在宅して受け取る」ことが難しい状況であると言えます。
こちらを受けて、実証実験は東京都23区内に絞り実施します。


参考)宅配便再配達率は15.0%~平成30年4月期の調査結果を公表~ - 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/re_delivery_1804.html

◎場所や時間に拘束されない、荷物受取

従来の荷物配達では配達時間の指定はできるものの、自宅や職場など配達先にて2~3時間程度待ち受けている必要があります。その間の時間を拘束されることへの窮屈さはもちろんですが、特に単身者においては「明日には必要で急ぎで受け取りたいが、日中は在宅できない」といった困りごとも発生します。

オープン型宅配ボックス「ERYBOX」への荷物配達では自分の都合の良いピンポイントでの時間・タイミングや、外出先に合わせた好きなエリアでの受け取りが可能となります。

マンションの宅配ボックスも増えてきていますが、未だ設置されていなかったり、戸数に対して数が少なくいつも埋まっている、というケースもある中で、ひとつの受け取り手段として機能します。店舗先や駐車場はもちろん、集合住宅などでもエントランス外部での設置を行うことにより、居住者も近隣住民も受け取りやすい立地の確保が可能です。

今回の実証実験における提携・協力企業

過去発表した実証実験、及び提携企業情報は、過去のプレスリリースをご覧ください。
参考)
ERY JAPAN、東日本電信電話(株)、(株)エヌ・ティ・ティ・ル・パルクの協力のもと オープン型宅配ボックス「ERYBOX」を東京23区内に設置
https://www.value-press.com/pressrelease/212681

◎配達利用提携

佐川急便株式会社(SGホールディングス)
ココネット株式会社(セイノーホールディングス)

この他提携・協力企業に関しては順次発表予定です。

今後の展開

今回、佐川急便は「再配達先としてのERYBOXを指定できる」という施策での参画となりますが、より根本的な再配達についての課題解決を行うべく、ERYBOXへの直接の配送についても共同検討していきます。
ココネットもERYBOX配送パートナーとして、今後のサービス強化を図っていく予定です。

ERYBOXそのもののサービスにおいては、実証実験で挙げられた課題の改善・解決を行った後、台数及び提携するEC事業者や物流事業者の拡大を行います。都内外の自治体との取り組みも予定しています。また、ERYBOXは「24時間可動しているスペース」として、通常の荷物受け取りに留まらない利用方法を広げていきます。物品の受け渡しやERYBOXの電源を拠点としたサービスなど、ERYBOXのスペースを利用した事業者様との提携を推進していきます。

ERY&CO.OÜ /ERY JAPAN LLC.

[Estonia headquarters]
ERY&CO. OÜ
Narva mnt 5, Kesklinna district, Tallinn city, Harju country, 10117

[Japan]
ERY JAPAN LLC.
〒107-0062 東京都港区南青山6-2-9
会長 兼 CEO 水口翼
社長 兼 COO 堀井翠
https://ery.co.jp/

【本件へのお問い合わせ】
ERY JAPAN LLC.
インフォメーションセンター
https://ery.co.jp/
info.ery@ery.co.jp

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